2017年11月の月例会を開催しました

11月の月例会はNEC芝倶楽部で行いました。

今月は日本財団で災害支援チームとして活躍されております橋本葉一さんに「天災に備える危機管理の話」についてお話しを頂きました。

ご自身の被災経験もあり、現在は平時の防災、災害発生時の緊急対応、大災害の復興といった災害関係の事業に携わっておられます。
日本財団は積極的に災害支援を行っておられますが、支援を始めるきっかけとなった1995年の阪神・淡路大震災日本以降、ほぼ毎年支援を行っているそうです。
ただ現在では、災害支援を行うNPO団体なども多くあるものの、災害対応はいつも場当たり的な対応になっており、高齢化やグローバル化などの多様化する被災者の本質的なニーズに即した支援が行えていないのが実態のようです。

災害関連死を減らすには、社会的少数者・弱者の目線に立ち、地域住民同士の繋がりを強く持っておくことが重要とのこと。

これからは、どこに避難するかだけではなく、避難後の生活まで意識した防災が必要となります。

いつ自分達が被災するかわかりません。
一度、友人やご家族と防災についてお話しされてみては如何でしょうか。